イモビライザーキーの登録・スペアキー作成について
イモビライザーキーのスペアキー作成
簡単にイモビライザーを見分ける方法
近所のホームセンターで車の合鍵を作ったけど、エンジンがかからない・・・これはイモビライザー装備の車両かもしれません。
そういった事がない様に、簡単な見分け方をご紹介します。
イモビライザーキーは、車両に登録済のトランスポンダーが入った、専用のイモビライザーキーでないとエンジンが始動しません。
このようなランプがパネル内で点滅しているとイモビライザー装備です。
イモビライザーキーの作成例
たとえば200系 ハイエース
純正リモコンキー(マスターキー) イモビライザーのトランスポンダーがある トランクボタン付きの3ボタンです。
通常の合鍵ではエンジンが始動しません。
車両に登録されたトランスポンダーが入ったイモビライザーキーを作成します。
このチップが入ったイモビライザーキーでエンジンが始動します。
リモコンが必要な場合は純正のリモコンキーを登録するか、純正同等品のトランスポンダー入りリモコンキーで登録することも可能です。
イモビライザーのスペアキーの作成方法
イモビライザーキーの作成は大きく分けて2通りあります。
1つは、車両に直接登録する方法です。もう一つはクローンキーと呼ばれる方法です。
車両に登録する方法 | |
車両のコンピューターにテスターと呼ばれる機材で、トランスポンダーチップの情報を書き込みます。現在使用しているイモビライザーキーとは別のIDを持ったイモビライザーキーを作成することができます。 純正のイモビライザーキーを追加する場合はこの方法で登録されます。 ただし、トヨタ車はマスターキーがある場合のみ登録ができます。 サブキーしかない場合は登録することができません。当店では、こういったケースでも車両のコンピューターをリセットして新しいマスターキーを登録し直すことも可能です。 | |
クローンキーを作成する方法 | |
車両のコンピューターにはアクセスしない方法で、比較的簡単に作成することができます。 現在使用しているイモビライザーキーのトランスポンダーのデータを、クローン生成専用の機械で読み取ります。 全く同じデータをコピーしてトランスポンダーチップを作製していきます。 新しく生成されたクローンキーは同じデータなので、車両側のコンピューターは元々使用していたイモビライザーキーと同じイモビライザーキーだと判別します。 テスターでの追加登録が難しかったり、登録する方法が複雑である場合、この方法でスペアキーを作成することもあります。 トヨタ車でサブキーしかない場合、追加登録が出来ないので、こういった方法で作成することもあります。 |
イモビライザーキーの登録
各メーカー、車種、年式によって様々な方法で登録します。一般的には、専用の登録機を使用して作業することがほとんどですが、中にはリモコン登録のようにオンボードでできるものもあります。
ご自身でするには難しい場合があるので、ディーラーや作業可能な鍵屋さんに依頼するのが良いかもしれません。
当店ではこういった追加の登録やイモビライザーキーを全部無くしてしまっても新たに新規登録することが可能です。
お問い合わせください。
トヨタ車の場合 マスターキーとサブキーがあり、マスターキーがないと追加で登録できないので注意が必要です。
日産車、スズキ車などは車両に登録されているイモビライザーキーのデータを一旦全部消去して新たに登録しなおすので、すでに登録されているすべてのイモビライザーキーを用意しないといけません。これも注意が必要です。